家道中落
読み方:かどう ちゅうらく
意味
家の運勢や暮らし向きが次第に衰え、以前より貧しくなったり、家勢が傾いたりすること。個人ではなく、一家・家系全体が没落へ向かう状況をいう。
由来
特定の中国古典や仏典に由来する故事成語ではなく、日本語で用いられてきた漢語的な四字熟語とされる。成立した正確な時期・典拠は未詳。「家道」は家の運勢・家計・暮らし向き、「中落」は途中から衰え落ちることを表し、家運の衰退を意味する。
備考
個人の一時的な貧困よりも、家・家系全体の運勢や生活基盤が衰えることにいう。日常会話より文章語・やや硬い表現である。
別表記
- 家道中落ち
誤用・混同注意
- 「家道中落ち」と表記されることもあるが、四字熟語としては通常「家道中落」と書く。
- 一時的な金欠だけを指す語ではなく、家運・家勢の継続的な衰えをいう。
例文
- 祖父の代の事業失敗をきっかけに、その家は家道中落の憂き目を見た。
- かつては栄えた旧家も、長年の浪費によって家道中落した。
- 彼は家道中落に至った事情を隠さず、再建への協力を親族に求めた。
分類
類義語
- 家運傾斜
- 家勢衰退
- 家道没落
- 零落
対義語
- 家運隆盛
- 家運興隆
- 一家繁栄