家喩戸暁
読み方:かゆ こぎょう
意味
家々に言い聞かせ、すべての人に明らかにすること。転じて、ある事柄が広く世間一般に知れ渡っていることをいう。
由来
1世紀ごろに班固らによって編纂された中国の歴史書『漢書』の「劉輔伝」にある「天下不可戸暁(天下の人々一戸ごとに知らせることはできない)」に見える「戸暁」を踏まえた語とされる。「家喩」は家ごとに分かるよう諭す意で、後世に「家喩戸暁」の形で、広く知られることを表す四字熟語として定着した。
備考
主に文章語として用いる、やや硬い表現である。「家諭戸暁」とも書く。「有名である」だけでなく、多くの人に広く知られているというニュアンスを持つ。
別表記
- 家諭戸暁
例文
- その科学者の功績は、今では家喩戸暁の事実となっている。
- 防災訓練を重ねた結果、避難場所は地域の住民に家喩戸暁となった。
- この作品は映画化を機に家喩戸暁となり、幅広い世代に読まれるようになった。
分類
類義語
- 周知徹底
- 人口膾炙
- 津津浦浦
- 婦孺皆知
対義語
- 秘密
- 秘匿
- 門外不出