如法修行
読み方:にょほう しゅぎょう
意味
仏の教えや戒律(法)にかなうように、正しい方法で修行をすること。また、教えをただ理解するだけでなく、その内容に従って実践することをいう。
由来
仏教語。「如法」は「法にかなうこと」「教えどおりであること」、「修行」は悟りを求めて教えを実践することを意味する。中国で漢訳仏典が成立した後漢から南北朝時代(おおむね2~6世紀)頃には用いられた仏教的表現と考えられるが、この四字の句の出典を一つの経典に特定することは難しい。日本には仏教の伝来とともに伝わり、僧侶の修行や信仰実践を表す語として用いられてきた。
備考
主に仏教・寺院の文脈で用いる語で、日常会話ではあまり一般的ではない。「如法」は「じょほう」ではなく、通常「にょほう」と読む。単なる苦しい鍛錬ではなく、教えにかなった実践という含みがある。
補足
- 「如法」を「じょほう」と読むのは誤りで、通常は「にょほう」と読む。
- 「修業」と書く例もあるが、仏道における修行を表す場合は通常「修行」を用いる。
例文
- 僧侶たちは戒律を守り、如法修行の日々を送っている。
- 師の教えを聞くだけでなく、如法修行してこそ仏道は深まる。
- 寺では、作法一つにも心を配りながら如法修行することが大切にされている。
分類
類義語
- 如説修行
- 依教奉行
- 精進修行
対義語
- 破戒
- 放逸懈怠