喜怒無常
読み方
きどむじょう
意味
喜んだり怒ったりする感情や態度が一定せず、些細なきっかけやそのときの気分によって大きく変わること。また、そのように感情の変化が激しく、周囲の人が対応しにくい性質をいう。
由来
中国の古典漢文に見られる「喜怒」と「無常」を組み合わせた表現に由来する。人の感情や権力者の態度が一定しないことを表す語として用いられ、日本でも漢語の四字熟語として定着した。特定の一書を起源とする成立時期は明確ではなく、成立年代は不詳である。
備考
主に、人の感情や態度が不安定であることを批判的に述べる語。「喜怒哀楽」のように感情一般を指す語ではなく、喜びと怒りが定まらず変わりやすいことに重点がある。
例文
- 上司は喜怒無常で、昨日ほめられた提案が今日は厳しく批判されることもある。
- 彼の喜怒無常な態度に振り回され、部員たちは発言をためらうようになった。
- 幼い子どもが喜怒無常なのは自然なことだが、大人は感情を適切に整える必要がある。
類義語
- 感情の起伏が激しい
- 気分屋
- 一喜一憂
- 移り気