喜怒哀楽
読み方:きど あいらく
意味
人間の基本的な感情である、喜び・怒り・悲しみ・楽しみのこと。また、それらの感情がさまざまに表れることをいう。
由来
中国の儒教経典『礼記』の「中庸」にある「喜怒哀楽之未発、謂之中(喜怒哀楽のまだ発しない状態を中という)」に基づく語である。「中庸」は戦国時代から前漢期にかけて成立したと考えられるが、正確な成立年・作者には諸説ある。
備考
日常的には「人間らしい感情の全体」や「人生に伴うさまざまな感情」の意味で使う。四つの感情を必ずしも厳密に分類して述べる語ではない。
例文
- 長年連れ添った夫婦は、人生の喜怒哀楽をともに分かち合ってきた。
- この映画は登場人物の喜怒哀楽が細やかに描かれている。
- 表情から喜怒哀楽を読み取りにくいが、彼も内心では深く考えている。
分類
類義語
- 悲喜こもごも
- 哀歓離合
- 喜憂参半