善男信女
読み方:ぜんなん しんにょ
意味
仏を信仰し、仏教の教えに従う善良な男女の在家信者をいう語。もとは仏教語で、寺院の参詣者や信者一般をまとめて指す場合にも用いる。
由来
中国語に訳された仏典で用いられた仏教語に由来する。「善男」は善男子(仏法を信じる男性)、「信女」は仏法を信じる女性を指す。日本へは仏教伝来後に伝わり定着したと考えられるが、「善男信女」という四字形そのものの成立時期は特定できない。
備考
本来は仏教の在家信者を指す語であり、単に「善良な男女」という意味ではない。現代では寺社の参詣者一般を表す、やや改まった・古風な表現として使われる。
誤用・混同注意
- 「信女」を「しんじょ」と読むのは誤りで、正しくは「しんにょ」。
- 単に道徳的に善良な男女を指す語と解するのは不正確で、仏教を信仰する在家の男女をいう。
- 「善男善女」と混同されることがあるが、別の表現である。
例文
- 法要の日には、多くの善男信女が寺を訪れた。
- 住職は集まった善男信女に向けて、感謝の言葉を述べた。
- 祭礼には地域の善男信女が集まり、にぎやかな行列を支えた。
分類
類義語
- 善男善女
- 善男子善女人
- 在家信者