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口誅筆伐

読み方:こうちゅう ひつばつ

意味

口頭で厳しく非難し、文章・出版物・報道などによっても相手の悪事や過失を攻撃・糾弾すること。「口誅」は口で罪や悪事を責めること、「筆伐」は文章で攻撃することをいう。

由来

中国由来の漢語。「口誅(口で罪悪を責める)」と「筆伐(筆、すなわち文章によって悪事を攻撃する)」を並べた表現である。特定の故事に基づく語というより、漢文で用いられた語義をもとに日本語の四字熟語として定着したものとされる。正確な初出年代は特定しにくい。

備考

主に不正・悪事・失策などを強く批判する文脈で用いる、やや硬い表現。批判の正当性を含意する場合もあるが、過度な集団的非難を指して批判的に使われることもある。

補足

  • 「口中筆伐」と書くのは誤り。正しくは「口誅筆伐」。
  • 「筆伐」を「筆罰」と書くのは誤り。
  • 単に口頭で叱ることだけを指すのではなく、文章による批判も含む。

例文

  • 不正を隠した企業に対し、新聞各紙は社説で口誅筆伐を加えた。
  • 彼は政策の問題点を口誅筆伐したが、人格を傷つける表現は避けていた。
  • SNS上で一人の失言を口誅筆伐する風潮には、慎重であるべきだ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字