半斤八両
読み方:はんきん はちりょう
意味
二つの物事・人物の力量、価値、程度などがほぼ同じであり、優劣や軽重をつけにくいこと。中国の旧来の重さの単位で、半斤は八両に等しいことからいう。
由来
中国の禅書『五灯会元』に見える禅問答に由来する。『五灯会元』は南宋の淳祐12年(1252年)ごろ、普済が編んだ禅宗史書である。中国の度量衡では一斤が十六両であったため、半斤と八両は同じ重さであり、「両者に差がない」という意味になった。
備考
主に二者を比べ、「ほとんど差がない」「優劣をつけがたい」という意味で用いる。半斤と八両は異なる量ではなく、当時の中国の単位では等量である。
別表記
- 半斤八兩
誤用・混同注意
- 「半斤」と「八両」が異なる重さを表すため差がある、という理解は誤り。一斤=十六両なので、半斤=八両である。
- 「半斤八量」と書くのは誤り。正しくは「半斤八両」。
例文
- 両社の新製品は性能も価格も半斤八両で、購入者の好みで選ばれるだろう。
- 候補者二人の実力は半斤八両で、どちらが代表になっても不思議ではない。
- 甲案と乙案は半斤八両だから、費用以外の条件を比較して決めよう。
分類
類義語
対義語
- 雲泥之差
- 天地懸隔
- 霄壌之差