半官半民
読み方:はんかん はんみん
意味
事業・組織・施設などが、官(国や地方公共団体)による運営・管理の性格と、民間による出資・運営の性格を併せ持つこと。また、そのような形態。官営と民営の中間的なあり方をいう。
由来
中国古典の特定の故事・典籍に基づく成語ではない。「官」と「民」にそれぞれ「半」を付け、官の部分と民の部分が併存する状態を表した漢語的表現である。近代以降、とくに官民協力や公企業の民営化が論じられるようになった時代に用いられてきたが、正確な初出年は不明。
備考
出資比率や人員構成が厳密に半分ずつであることまでは意味しない。公共性と民間性を併せ持つ運営形態を広くいう。「第三セクター」と重なる場合もあるが、完全な同義ではない。
補足
- 官と民の割合が必ず五〇対五〇であるという意味ではない。
- 「第三セクター」と常に完全に同義だとするのは不正確である。
例文
- この法人は自治体の支援を受けながら民間の手法も採り入れる、半官半民の組織である。
- 半官半民の鉄道会社として出発したため、公共性と収益性の両立が課題となった。
- その事業を半官半民で運営するなら、行政と民間の責任分担を明確にすべきだ。
分類
類義語
- 官民共同
- 官民合同
- 第三セクター
対義語
- 完全官営
- 完全民営