千載奇遇
読み方
せんざい きぐう
意味
千年に一度あるかないかと思われるほど、非常にまれで不思議な巡り合わせや出会いをいう。「千載」は千年、「奇遇」は思いがけない出会い・めぐり合わせの意。実際に千年待つという意味ではなく、得がたい偶然や好機を強調する表現である。
由来
「千載(千年という長い年月)」と「奇遇(思いがけない出会い・巡り合わせ)」を組み合わせた漢語表現である。「千載一遇」とほぼ同じ意味で用いられる。特定の中国古典の一文を直接の典拠とすることは明確ではなく、成立した正確な年代・時代も不詳である。
分類・構成
備考
「千載一遇」が「めったにない機会」全般を指すのに対し、「千載奇遇」は特に人や物事との不思議な出会い・巡り合わせをいう場合が多い。やや文章語的な表現である。
誤用・混同注意
- 「千載一遇」と混同されやすいが、「千載奇遇」も標準的に用いられる四字熟語である。
- 「奇遇」を単に「珍しい機会」の意味だけで捉えるのは不十分で、思いがけない出会いや巡り合わせのニュアンスを含む。
例文
- 旅先で何十年ぶりに幼なじみに出会うとは、まさに千載奇遇だった。
- 散逸していた手紙と写真が同じ収集家のもとで見つかったのは、研究者にとって千載奇遇である。
- 必要な技術者と資金提供者が同時に集まったこの巡り合わせを、彼は千載奇遇と呼んだ。
類義語
対義語
- 日常茶飯
- 平凡無奇