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千射万箭

読み方:せんしゃ ばんせん

意味

数え切れないほど多くの矢を、次々と盛んに射ること。また、そのように矢が大量に放たれる激しい戦いのありさまをいう。転じて、攻撃や非難などが集中して浴びせられる状況をたとえる場合もある。

由来

「千」は非常に多いこと、「万」はきわめて多いことを表す誇張表現で、「射(矢を放つこと)」と「箭(や)」を重ねて、無数の矢を射るさまを表した漢語的な四字熟語である。特定の中国古典・仏典に由来することや成立年代は、確実な典拠が確認しにくく不明である。

備考

主に戦記・時代小説・武術に関する文章で用いられる硬い表現で、日常会話ではまれである。「箭」は「矢」の意味をもつ字。比喩用法では、非難や攻撃が集中することを表せる。

別表記

  • 千射萬箭

誤用・混同注意

  • 「万箭」を「万戦」と書くのは誤り。
  • 「万箭」は慣用的に「ばんせん」と読み、「まんせん」とは通常読まない。

例文

  • 城を包囲した軍勢は、守備側へ千射万箭の攻撃を加えた。
  • 合戦の場面では、千射万箭が空を覆うように描写されている。
  • 新企画は発表直後から批判が相次ぎ、担当者は千射万箭を浴びる思いだった。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字