労多功少
読み方
ろうた こうしょう意味
多くの労力や時間を費やしたにもかかわらず、得られる成果・効果が少ないこと。「労」は骨折りや努力、「功」は成功や成果をいう。効率が悪く、苦労に見合う実りが乏しい状況を表す。由来
中国の前漢時代の政治・経済論争を記録した書物『塩鉄論(えんてつろん)』(紀元前1世紀ごろ成立)に見られる語とされる。「労」は労力、「多」は多い、「功」は成果、「少」は少ないという構成で、費やす努力に比べて成果が乏しいことを表した。備考
やや硬い漢語的な表現で、文章や論評で用いられる。日常会話では「労多くして功少なし」「骨折り損」などと言い換えることも多い。努力そのものを否定する語ではなく、方法や配分の非効率さを指摘する語である。例文
- この作業手順では確認作業ばかりが増え、労多功少になっている。
- 新しい制度を急いで導入したものの、現場の負担が大きく、労多功少の結果に終わった。
- 目的を明確にしないまま努力を重ねると、労多功少になりかねない。
類義語
- 徒労無益
- 徒労無功
- 骨折り損のくたびれ儲け
- 多労少益