功徳無量
読み方
くどく むりょう
意味
善い行いや信仰・修行によって得られる功徳が、数え切れないほど大きく、限りがないこと。仏・菩薩の徳や、経典を信じ供養することなどから得られる利益をたたえる際にいう。転じて、非常に大きな恩恵やすばらしい行いを表すこともある。
由来
仏教語。「功徳」は善行・修行・信仰などによって得られる善い報い、徳や利益をいい、「無量」は量り知れないほど多く、限りがない意である。特定の一書を初出とする故事成語ではなく、中国語に訳された仏典で古くから用いられてきた表現で、正確な成立年は特定しにくい。日本には仏教伝来後の6世紀ごろ以降、仏教用語として定着した。
分類・構成
備考
主に仏教の文脈で、仏・菩薩の徳、供養、読経、善行などをたたえる語。日常会話ではやや硬く、「たいへん大きな恩恵・善行」という比喩として用いられることもある。
例文
- 人々を救おうとする菩薩の慈悲と功徳無量の誓いに、参拝者は深く心を動かされた。
- 経典を写すことは功徳無量の行いであると、寺の住職は説いた。
- 長年にわたり地域の子どもたちを支えた彼女の活動は、まさに功徳無量といえる。
類義語
- 無量無辺
- 功徳無辺
- 功徳円満
対義語
- 罪業深重
- 悪業深重