利害関係
読み方:りがい かんけい
意味
複数の人・団体・事柄の間で、一方の利益や損失が他方にも影響するつながりのこと。特に法律・行政・企業活動では、ある決定によって得をしたり不利益を受けたりする立場上の関係をいう。
由来
「利害(利益と害・損失)」と「関係」を組み合わせた複合語である。近代日本において、法律・政治・経済の分野で、特定の判断や取引により利益・不利益を受ける当事者の関係を表す語として定着した。明治期(1868~1912年)以降に用例が広がったと考えられるが、確定的な初出年は不明。
備考
法律・行政・企業統治でよく用いられる硬い語。「利害関係」は関係そのものを指し、その関係を持つ人・団体は「利害関係者」という。必ずしも不正な結び付きという意味ではない。
別表記
- 利害關係
補足
- 「利害関係」は人・団体そのものを指す語ではない。人・団体を指す場合は「利害関係者」という。
例文
- この契約には利害関係を持つ取締役がいるため、その取締役は議決に参加しなかった。
- 審議の公正さを保つため、案件と利害関係がある委員は事前に申告する必要がある。
- 再開発計画には、地域住民、事業者、自治体など多くの利害関係者が関わっている。
分類
類義語
- 損得関係
- 利害のつながり
- 利害
対義語
- 無関係
- 利害関係がない