利害得失
読み方:りがい とくしつ
意味
利益と損害、得ることと失うこと。ある事柄を行った場合に生じる、よい面と悪い面、または損得全体をいう。個人の判断だけでなく、事業・政策・交渉などのメリットとデメリットを比較して考える場面で用いる。
由来
「利害」は利益と害、「得失」は得ることと失うことを表す、いずれも古代中国の漢文で用いられた対義語の組み合わせである。それらを重ねて、損得や有利・不利の全体を表した語である。特定の一作品を典拠とする故事成語ではなく、成立年や最初の用例は特定できない。日本では漢語として定着した。
備考
「利害得失を考える」「利害得失を計る」「利害得失を超える」などと用いる。個人の損得に限らず、事業・組織・政策に伴う利点と欠点についてもいう。
例文
- 新規事業に投資する前に、利害得失を慎重に検討した。
- 彼は目先の利害得失にとらわれず、長期的な信頼を優先した。
- 政策の利害得失を国民にわかりやすく説明する必要がある。