出群抜萃
読み方
しゅつぐん ばっすい
意味
多くの人々や同類の中から抜きん出て、特に優れていること。才能・能力・業績などが並外れていることをいう。
由来
中国古典『孟子』公孫丑上の「出乎其類、抜乎其萃(その類より出で、その萃〈あつ〉まりより抜く)」に基づく。孟子と孔子を比較し、孔子が人々の中でも格別に優れていると述べた文脈である。『孟子』は戦国時代(おおむね紀元前4〜3世紀)に成立したとされる。
分類・構成
備考
「出類抜萃(しゅつるいばっすい)」ともいい、原典の表現に近いのは後者である。「抜萃」を、文章の一部を取り出す意の「抜粋」と書かないよう注意する。
誤用・混同注意
- 「出群抜粋」と書くのは誤り。正しくは「出群抜萃」である。
- 「抜萃」の「萃」は「粋」ではなく、草かんむりの「萃」を用いる。
例文
- 彼女の研究成果は、同世代の研究者の中でも出群抜萃である。
- 若手選手の中から、出群抜萃の実力を備えた新人が現れた。
- その画家は独自の表現力によって、同時代の芸術家の中で出群抜萃と評された。
類義語
- 出類抜萃
- 群を抜く
- 卓越
- 超群抜萃
対義語
- 平々凡々
- 平凡無奇
- 凡庸