再接再励
読み方
さいせつ さいれい
意味
一度の成功や努力で満足して気を緩めず、さらに努力を重ねて物事に取り組むこと。もとは再び戦いに立ち向かい、いっそう奮い立つ意で、現在では目標達成に向けて継続的に励むことをいう。
由来
唐代(8世紀末〜9世紀初頭ごろ)の韓愈・孟郊らによる詩「闘鶏聯句」に見える「再接再厲」に由来する。「接」は敵に接して戦うこと、「厲」は砥石で磨いて鋭くすること、転じて奮い励むことを表す。原義は闘鶏が再び戦い、さらに気力を奮い立たせるさまである。日本では通常「再接再励」と表記する。
分類・構成
備考
文章語・スローガン的な表現で、日常会話では「さらに努力する」「努力を重ねる」と言うことが多い。原典では「再接再厲」などの字形が用いられる。
誤用・混同注意
- 「接」を『連絡を取る』、「励」を『人を励ます』の意味に取り、単に再び連絡して励ますことだと解釈するのは誤り。
- 原典には「再接再厲」という表記が見られるが、現代日本語では一般に「再接再励」と書く。
例文
- 予選を突破しても満足せず、選手たちは再接再励して本選に備えた。
- 売り上げが伸び悩んだが、チームは再接再励の気持ちで新商品の開発を続けた。
- 研究の失敗から原因を学び、再接再励して実験を重ねることが重要だ。
類義語
対義語
- 一曝十寒
- 半途而廃