内助之功
読み方:ないじょ の こう
意味
妻が家庭内から夫を支え、夫の社会的・職業的な成功に貢献すること。また、その陰の支えによる功績。伝統的には妻から夫への助力を指す語だが、現代では配偶者やパートナーが相手を支えることという、より広い意味で使われる場合もある。
由来
「内助」は、家の内にあって夫を助けるという意味の語で、中国の正史『後漢書』に見える「内助の賢」などの表現に由来するとされる。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀頃に編んだ歴史書で、後漢時代(25~220年)の事績を記す。日本では「内助の功」または漢文調の「内助之功」として定着した。
備考
通常は「内助の功」と仮名で書く。伝統的な性別役割を前提とした語であるため、現代では相手の意思や貢献を尊重し、性別を限定しない表現に言い換える配慮がされることもある。
別表記
- 内助の功
補足
- 「内助の効」と書くのは誤りで、功績・成果の意の「功」を用いる。
- 「之」はこの語では「の」と読む。
- 本来は妻が夫を支える意であり、単に家事をする人一般を指す語ではない。
例文
- 彼が事業を軌道に乗せられた背景には、家計と家庭を支えた妻の内助之功があった。
- 受賞の挨拶で彼は、長年支えてくれた妻の内助之功に感謝を述べた。
- その伝記は、政治家の成功を本人の才覚だけでなく、妻の内助之功によるものとして描いている。
分類
類義語
対義語
- 足手まとい
- 妨げ