亀鶴之寿
読み方:きかく の じゅ
意味
亀と鶴のように、非常に長く生きること。また、そのような長寿を祝福し、願う言葉。亀と鶴はいずれも古くから長寿の象徴とされている。
由来
中国・東晋時代(4世紀前半)の葛洪による道教書『抱朴子』内篇「対俗」に見える「亀鶴之遐寿(きかくのかじゅ)」、すなわち亀や鶴の非常に長い寿命に由来するとされる。亀と鶴を長寿の象徴として、「亀鶴の寿」として長寿を祝う語になった。
備考
主に賀寿の祝辞、書画、贈答品の題辞などで用いる雅語である。日常会話では「長寿」と言うほうが自然。「亀鶴の寿」とも表記する。
別表記
- 亀鶴の寿
- 龜鶴之壽
誤用・混同注意
- 「亀鶴延年」と混同しない。意味は近いが、別の四字熟語である。
例文
- 祖父の米寿を祝い、亀鶴之寿を願って家族全員で祝宴を開いた。
- 祝辞の結びに、先生の亀鶴之寿を心よりお祈りしますと述べた。
- 床の間には「亀鶴之寿」と書かれた掛け軸が飾られ、賀寿の席にふさわしい趣を添えていた。
分類
類義語
- 長寿
- 不老長寿
- 鶴寿亀齢
対義語
- 短命
- 夭折