上下一心
読み方
じょうげ いっしん
意味
地位や立場が上の者と下の者が、同じ目的のために心を一つにして協力・団結すること。組織の指導者と構成員、君主と家臣などが意思を一致させる場合にいう。
由来
特定の中国古典における確定した典拠は明らかでない。「上下」は地位・身分の高低にある者、「一心」は心を一つにすることを表す漢語を組み合わせた表現で、日本語の四字熟語として定着した。成立した正確な時期は不詳である。
分類・構成
備考
主に組織・集団の結束を強調する、やや硬い表現。「上下」は単なる方向ではなく、地位や立場の高低をいう。現代では君臣関係に限らず、会社・学校・地域などにも用いる。
誤用・混同注意
- 「上下」を単なる上下方向の意味と捉えるのは不適切で、ここでは地位・立場の高低を指す。
例文
- 困難な事業を成功させるには、経営陣と現場が上下一心となって取り組む必要がある。
- 町の復興に向けて、行政と住民は上下一心で支援活動を進めた。
- 監督の方針を全員が理解し、チームは上下一心となって試合に臨んだ。
類義語
対義語
- 離心離徳
- 不和対立