一決雌雄
読み方
いっけつ しゆう
意味
一度の勝負・戦いで、どちらが勝者でどちらが敗者かをはっきり決めること。「雌雄」はもともと雌と雄を指すが、転じて勝ち負け・優劣の意味で用いる。
由来
中国の歴史書『史記』の「項羽本紀」にある、項羽が劉邦に対して「漢王と挑戦して雌雄を決せん」と述べた故事に基づくとされる。原典は前漢期(紀元前2世紀ごろ)に司馬遷が編纂した『史記』で、「一決雌雄」は「雌雄を一度で決する」という形で定着した表現である。
備考
主に競技・勝負・競争・対立などで用いるやや硬い表現。「一決雌雄を争う」よりも、「一決雌雄をつける」「雌雄を決する」の形が自然な場合もある。
例文
- 長年のライバル同士が、決勝戦で一決雌雄を争う。
- 今回の商談で、両社の企画力に一決雌雄がつくかもしれない。
- 選挙戦はいよいよ終盤に入り、候補者たちは一決雌雄を期して最後の訴えを行った。
類義語
- 雌雄を決する
- 決戦
- 一騎打ち
- 勝負一番
対義語
- 不分勝負
- 引き分け
- 雌雄未決