一日之計
読み方:いちじつ の けい
意味
一日の予定や仕事の計画のこと。もとは「一日之計は晨(あした)にあり」と続き、一日の仕事や計画は朝のうちに定めて着手するのがよい、すなわち物事は早めに計画し、出だしを大切にすべきだという意味で用いる。
由来
中国・南朝梁(6世紀)の蕭繹(しょうえき)によるとされる『金楼子』の「一日之計在於晨、一年之計在於春、一生之計在於勤」に基づく。「一日の計画は朝にあり、一年の計画は春にあり、一生の計画は勤勉にある」という趣旨で、日本では「一日の計は朝にあり」としても広く知られる。
備考
単独では「一日の計画」の意味で用いるが、教訓としては「一日之計は朝にあり」の形が一般的。「之」は古風な表記で、「の」に当たる。
誤用・混同注意
- 「一日一計」と書くのは誤り。正しくは「一日之計」。
- 「之」を「これ」と読まず、通常は「いちじつのけい」と読む。
- 「一日之計」だけでは単に一日の計画を指すこともあり、教訓的な意味を明確にするには「一日之計は朝にあり」と続けることが多い。
例文
- 朝礼の前に一日之計を立てておくと、仕事の優先順位が明確になる。
- 彼は一日之計を大切にし、毎朝その日の目標を手帳に書き出している。
- 旅行の日は、一日之計として朝のうちに移動経路と集合時刻を確認した。
分類
類義語
対義語
- 無計画
- 行き当たりばったり
- 場当たり的