近道は遠道
読み方
ちかみち は とおみち意味
早く着こうとして危険な近道や手抜きを選ぶと、失敗・事故・やり直しでかえって時間がかかるという意味。急ぐときほど、安全で確実な方法を取るほうが、結局は早く目的を達成できるという教え。由来
特定の故事に基づくものではなく、道中で危険な近道を選ぶより、遠くても安全な本道を行くほうが結果的に早いという生活上の経験から生まれたことわざ。成立年は不明だが、近世以前からの通俗的な教訓表現と考えられる。備考
「急がば回れ」とほぼ同義。実際の道だけでなく、学習・仕事・計画などで、手抜きや危険な近道を戒める場面に使う。例文
- 山道を抜ければ早いと思ったが、雨でぬかるんでいたので、近道は遠道だと考えて舗装道路を行った。
- 試験勉強で丸暗記だけに頼るより、基礎から理解するほうがいい。近道は遠道というものだ。
- 安い業者に急いで頼んだら修理が雑で、結局やり直しになった。まさに近道は遠道だった。
- プログラムの不具合を場当たり的に直すより、原因を調べて設計を見直そう。近道は遠道だよ。
- 早く上達したいなら、派手な技より基本練習を続けることだ。近道は遠道だと先生に言われた。
類義語
- 急がば回れ
- 遠回りは近道
- 急いては事を仕損じる
- 急く事は仕損じる
対義語
- 急いては事を仕損じる(反対ではなく近義)