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負うた子を三年探す

読み方

おうた こ を さんねん さがす

意味

背負っている子どもを、いないと思い込んで三年も探し回るというたとえから、探しているものや答えが実はごく身近にあるのに、それに気づかず遠くばかりを探すこと。身近すぎて見落としている状態をいう。

由来

背中に負っている子を失ったと思い、長い間探すという滑稽なたとえに由来する。具体的な初出や成立年は不明。近世以前から口承的に用いられ、江戸時代以降のことわざ集にも見られる類の表現と考えられる。

備考

やや古風な言い方で、日常会話では「灯台下暗し」のほうが一般的。人を強く責めるより、自嘲や軽い指摘として使われることが多い。

例文

  • 眼鏡を頭にかけたまま家中を探していたなんて、まさに負うた子を三年探すだ。
  • 問題の原因は新しい機械ではなく、最初の設定ミスだった。負うた子を三年探すようなものだったね。
  • 資料は共有フォルダの一番上にあったのに、彼は別の部署に問い合わせ続けていた。負うた子を三年探すとはこのことだ。
  • 幸せを遠くに求めてばかりいたが、家族との平凡な時間こそ大切だったと気づき、負うた子を三年探す思いがした。
  • 鍵がないと慌てていたら、ずっと手に持っていた。負うた子を三年探すようで恥ずかしかった。

類義語

  • 灯台下暗し
  • 近くて見えぬは睫
  • 負うた子を捜す
  • 負うた子を尋ねる

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