親の背を見て子は育つ
読み方
おや の せ を みて こ は そだつ意味
子どもは、親が口で教えることだけでなく、親の日常の態度・行動・価値観を自然に見習って成長するという意味。親の生き方そのものが子どもの手本にも悪い見本にもなる、という戒めを含む。由来
特定の出典や成立年は不明。昔からの家庭教育観に基づく言い回しで、子が親の「背」、つまり後ろ姿や普段のふるまいを見て学ぶという比喩から生まれた。近代以降、家庭内のしつけや教育を語る文脈で広く用いられるようになったと考えられる。備考
「子は親の背中を見て育つ」とも言う。親を責める言い方にもなり得るため、他人の家庭に対して使う場合は配慮が必要。例文
- 父が毎朝きちんと挨拶するので、息子も自然に挨拶するようになった。親の背を見て子は育つということだ。
- 子どもに読書を勧めるなら、まず親が本を読む姿を見せるべきだ。親の背を見て子は育つ。
- どれだけ言葉で注意しても、親が約束を守らなければ子どもも守らない。親の背を見て子は育つのだから。
- 母が人に親切にする姿を見て、娘も困っている友達を助けるようになった。まさに親の背を見て子は育つだね。
- 部下の前では上司の行動も手本になる。家庭だけでなく職場でも、親の背を見て子は育つに通じるものがある。
類義語
- 子は親を映す鏡
- 子は親の鏡
- 蛙の子は蛙
- 門前の小僧習わぬ経を読む
- 習うより慣れろ
対義語
- 反面教師
- 人のふり見て我がふり直せ