見目より心
読み方
みめ より こころ意味
人を評価するときは、顔立ちや姿かたちなどの外見よりも、思いやり・誠実さ・人柄といった内面の美しさを重んじるべきだということ。容貌のよしあしだけで人の価値を判断してはいけない、という教え。由来
「見目」は顔立ち・容貌・外見を意味する古語。「より」は比較を表し、「外見よりも心が大切だ」という価値観を端的に示した表現である。特定の故事に由来するものではなく、成立年や初出は不詳。近世、少なくとも江戸時代ごろには、外見より内面を尊ぶ教訓的なことわざとして広まったと考えられる。備考
やや古風で教訓的な響きがある。恋愛・結婚・人物評価の文脈で使われやすいが、外見への配慮を否定する意味ではなく、内面を重んじる表現。例文
- 彼女は派手ではないが、誰にでも親切で誠実だ。まさに見目より心だと思う。
- 結婚相手を選ぶなら、顔だけでなく人柄を見なさい。昔から見目より心と言うでしょう。
- 面接では第一印象も大事だが、長く一緒に働くなら見目より心で、誠実さを重視したい。
- 祖母はよく、きれいな服や化粧よりも、人に優しくすることが大切だ、見目より心だよ、と言っていた。
- 見た目で彼を誤解していたが、困っている人を助ける姿を見て、見目より心という言葉を実感した。
類義語
- 人は見かけによらぬもの
- 花より団子
- 外面より内面
- 顔より心
- 形より心
対義語
- 色の白いは七難隠す
- 見目は果報の基
- 人は見た目が九割