見目は果報の基
読み方
みめ は かほう の もと意味
容姿がよいことは、幸運や幸福を得る土台になるという意味。外見の美しさや見栄えのよさが、縁談・出世・人間関係などで有利に働くという、昔の価値観を表すことわざ。由来
正確な初出や成立年は不詳。「見目」は顔立ち・容姿、「果報」は仏教語に由来し、前世からの因縁によって得る幸運・幸福をいう。容姿のよさが社会的な利益や良縁につながると考えられた近世以前の通念を背景に広まった表現で、江戸時代のことわざ資料にも見られるとされる。備考
外見重視の価値観を含むため、現代ではそのまま肯定的に使うと失礼・差別的に響く場合がある。批評的・歴史的文脈で用いられることが多い。例文
- 彼女は接客の第一印象がよく、見目は果報の基という言葉を思い出させる。
- 昔の縁談では、家柄だけでなく容姿も重視され、まさに見目は果報の基と考えられていた。
- モデルとして成功した彼を見て、祖母は「見目は果報の基だね」と言った。
- 見目は果報の基とはいうが、長く信頼されるには人柄や努力も欠かせない。
- 面接では清潔感のある身だしなみが大切で、広い意味では見目は果報の基ともいえる。
類義語
- 器量は果報の基
- 美貌は幸福のもと
- 器量よしは七難隠す
対義語
- 見目より心
- 人は見かけによらぬもの
- 美人薄命