蟻も群がれば蛇を殺す
読み方
あり も むらがれば へび を ころす意味
一匹では弱く小さな蟻でも、大勢で集まって力を合わせれば、自分たちより大きく強い蛇さえ倒せるという意味。弱い者や小さな力でも、数が集まり団結すれば大きな成果を上げられることのたとえ。由来
成立時期や初出は未詳。蟻が群れで行動し、ときに自分より大きな生き物にも集団で立ち向かうという自然観察をもとにした民間のことわざと考えられる。江戸時代以降の俚諺・ことわざ類に見られる同趣旨の表現と関連が深いが、正確な年代は不明。備考
「小さな者が団結して強者に勝つ」という肯定的な文脈で使う。相手を倒す表現を含むため、日常会話ではやや強め・古風に響くことがある。例文
- 一人では会社に意見を言いにくいが、社員全員で要望書を出せば動かせるかもしれない。蟻も群がれば蛇を殺すだ。
- 小さな町工場でも、何社も連携すれば大企業に負けない製品を作れる。まさに蟻も群がれば蛇を殺すということだ。
- 被災地への寄付は一人分なら少額でも、全国から集まれば大きな支援になる。蟻も群がれば蛇を殺すだね。
- 弱小チームだと思われていたが、全員が役割を果たして優勝候補を破った。蟻も群がれば蛇を殺すとはこのことだ。
- ネット上の小さな声も、多くの人が賛同すれば社会を動かす力になる。蟻も群がれば蛇を殺すというわけだ。
類義語
- 塵も積もれば山となる
- 三人寄れば文殊の知恵
- 蟻も軍勢
- 小勢も大勢に勝つ
- 団結は力なり
対義語
- 多勢に無勢
- 烏合の衆
- 船頭多くして船山に上る