蝙蝠も鳥のうち
読み方
こうもり も とり の うち意味
蝙蝠は鳥ではないが空を飛ぶので鳥の仲間のようにも見える、ということから、本筋ではない者・たいした者でない者でも、一応はその仲間に数えられることのたとえ。人数合わせや末席の一員として含める場合に用いられる。由来
蝙蝠は生物学上は哺乳類だが、翼で空を飛ぶため、古くは鳥に近いものとして見られることがあった。その素朴な分類意識から生まれた言い回し。成立年代は未詳だが、近世以前からの動物観を背景にしたことわざと考えられる。備考
やや古風な表現。相手に直接使うと「たいした存在ではない」と響くことがあるため注意。生物学的事実ではなく、比喩として用いる。例文
- 新人の私まで会議に呼ばれるとは、蝙蝠も鳥のうちということだろう。
- まだ補欠の身だが、ユニフォームを着れば蝙蝠も鳥のうちで、チームの一員だ。
- 専門家ではない私の意見も、蝙蝠も鳥のうちとして参考にしてもらえた。
- 小さな出資者にすぎないが、株主総会では蝙蝠も鳥のうちで発言権がある。
- 彼は正式メンバーではないが、長く手伝っているので蝙蝠も鳥のうちと見なされている。
類義語
- 枯れ木も山の賑わい
- 数のうち
- ないよりまし
対義語
- 似て非なるもの
- 月とすっぽん
- 同日の談ではない