茶は水が詮
読み方
ちゃ は みず が せん意味
茶は、茶葉の良し悪しだけでなく、入れる水の質によって味が大きく左右されるということ。転じて、物事は見える部分よりも、土台となる基本的な要素が肝心であるというたとえ。由来
「詮」は物事の要点・肝心なところの意。茶の味は水で決まるという、茶の湯や日常の喫茶の経験から生まれた言い回し。成立年は不詳だが、茶の湯が広く発達した室町末期から江戸時代以降に広まったと考えられる。備考
やや古風で、日常会話より文章・説明で使われやすい。茶そのものの話にも、土台や基本の重要性を説く比喩にも用いる。例文
- 茶は水が詮というから、名水で入れたらいつもの煎茶が驚くほどおいしくなった。
- 高級な茶葉を買う前に、まず水を見直そう。茶は水が詮だよ。
- 料理も同じで、素材の下処理が味を決める。まさに茶は水が詮だ。
- 新しい店では茶葉にこだわるだけでなく浄水器も整えた。茶は水が詮だからだ。
- 企画書の見た目を整えるより、調査をしっかりするべきだ。茶は水が詮というものだ。
類義語
- 肝心要
- 基礎が大事
- 本立ちて道生ず
- 酒は水が詮