花に水人に情け
読み方
はな に みず ひと に なさけ意味
花には水が欠かせないように、人には思いやりや慈しみが必要であるという意味。困っている人を助けたり、相手の立場を思って親切にしたりすることの大切さを説くことわざ。由来
成立年代・初出は未詳。花が水を与えられて生き生きとすることから、人間も情けや思いやりによって支えられるというたとえに転じたもの。特定の古典出典は確認しにくいが、近世以降の口承的な教訓句として広まり、ことわざ辞典類に収められている。備考
「花に水、人に情け」と読点を入れて書くことが多い。道徳的な教訓として使われ、やや古風だが日常会話でも通じる。例文
- 新入社員が失敗して落ち込んでいたので、花に水、人に情けと思い、先輩として丁寧に助言した。
- 被災地への寄付を迷っていたが、花に水、人に情けという言葉を思い出して、できる範囲で協力することにした。
- 祖母はよく「花に水、人に情けだよ」と言って、近所の人をいつも気にかけていた。
- 忙しい時期でも同僚を手伝うのは、花に水、人に情けで、職場の信頼関係を保つためでもある。
- 道に迷っていた外国人旅行者を案内したらとても感謝された。まさに花に水、人に情けだと思った。
類義語
- 情けは人のためならず
- 渡る世間に鬼はない
- 困った時はお互い様
対義語
- 情け無用
- 人を見たら泥棒と思え