良い物は宵に売れる
読み方
よいもの は よい に うれる意味
品質や条件のよい物は、ためらっているうちに早く買い手がついてしまうという意味。転じて、優れた商品・人材・物件・機会などは早いうちに選ばれ、残りにくいことをいう。由来
特定の初出や成立年は不明。近世の市場や店売りの経験則から生まれた商人の言い回しとされ、江戸時代ごろにはことわざとして用いられたと考えられる。夜市や店先で、上等な品ほど宵の早い時間に売れてしまうことに由来する。備考
商売以外に、人材・物件・縁談・チケットなどにも比喩的に使う。人に用いると品定めする響きがあるため、場面によっては失礼になり得る。例文
- 駅前の角地は広告が出たその日に契約済みになった。やはり良い物は宵に売れる。
- 限定モデルの靴を迷っているうちに完売してしまい、良い物は宵に売れると痛感した。
- 優秀な学生ほど早く内定が決まるので、採用では良い物は宵に売れると思って動くべきだ。
- 中古車でも状態のよい車はすぐ売れる。良い物は宵に売れるから、見つけたら早めに決めたい。
- あの人気作家の初版本は発売日の夕方にはなくなった。まさに良い物は宵に売れるだ。
類義語
- 早い者勝ち
- 先んずれば人を制す
- 善は急げ
対義語
- 残り物には福がある