臭い物に蠅がたかる
読み方
くさいもの に はえ が たかる意味
悪いもの・汚れたもの・不正な利益のある所には、それに引き寄せられるように悪い人や卑しい人、よくない事柄が集まってくるというたとえ。腐った物に蠅が群がる様子から、主に人間関係や不正な場面を批判的にいう。由来
成立時期は不詳。蠅が悪臭を放つ腐敗物に群がるという日常的な観察に基づくたとえで、近世以降の口承的な俚諺として広まったと考えられる。具体的な初出年や作者は確認されていない。備考
強い嫌悪感を含む表現で、人や集団を直接指すと失礼になりやすい。日常会話よりも批判・風刺的な文脈で使われることが多い。例文
- あの怪しい投資話には、臭い物に蠅がたかるように詐欺まがいの業者が次々と寄ってきた。
- 不正な補助金の噂が立つと、臭い物に蠅がたかるものだと言わんばかりに、利益を狙う人々が集まった。
- 社内の隠し事を放置していると、臭い物に蠅がたかるように、さらに悪い問題が増えていく。
- 違法な取引で金が動く場所には、臭い物に蠅がたかるように悪い連中が寄ってくる。
- 彼は甘い儲け話に近づいてくる人たちを見て、臭い物に蠅がたかるとはこのことだと感じた。
類義語
- 類は友を呼ぶ
- 同類相求む
- 牛は牛連れ馬は馬連れ
対義語
- 蓮は泥より出でて泥に染まらず
- 掃き溜めに鶴