聞いて千金見て一文
読み方
きいて せんきん みて いちもん意味
うわさや評判を聞いていると非常に価値があるように思えるが、実際に見てみると取るに足りない、という意味。世間の評判・宣伝・前評判と、実物や実態との落差が大きく、期待外れであることをいう。由来
「千金」は非常に高い価値、「一文」はごくわずかな価値を表す昔の金銭表現で、聞いた評価と実際に見た価値の落差を対比したことわざ。成立時期や初出は不詳だが、近世以降の俚諺として広まった表現と考えられる。備考
やや古風な表現で、現代では「評判倒れ」「期待外れ」のほうが一般的。人や物を低く評価する言い方なので、直接相手に使うと失礼になりやすい。例文
- 有名な観光地だと聞いて期待して行ったが、実際は混雑ばかりで、まさに聞いて千金見て一文だった。
- 新商品の宣伝は派手だったのに、使ってみると性能は平凡で、聞いて千金見て一文という感じだ。
- あの店は大評判だったが、料理も接客も普通で、友人は聞いて千金見て一文だと苦笑した。
- 写真では豪華に見えた宿も、現地で見ると古びていて、聞いて千金見て一文とはこのことだ。
- 彼の武勇伝はすごいが、実際の仕事ぶりを見ると聞いて千金見て一文で、周囲は拍子抜けした。
類義語
- 聞くと見るとは大違い
- 聞いて極楽見て地獄
- 名物に旨い物なし
- 評判倒れ
- 看板倒れ
対義語
- 百聞は一見に如かず
- 見ると聞くとは大違い(よい意味で)