老いてはますます壮なるべし
読み方
おいては ますます さかんなるべし意味
人は年を取ったからといって気力や志を衰えさせるのではなく、むしろ年齢を重ねるほど、いっそう元気で意欲的であるべきだという意味。老年になっても向上心や活動力を失わない姿をたたえる言葉として使われる。由来
中国の歴史書『後漢書』馬援伝に見える「丈夫為志、窮当益堅、老当益壮」に由来する故事成語。「老当益壮」は「老いては当に益々壮なるべし」と訓読される。『後漢書』は南朝宋の范曄が編纂し、成立は5世紀前半、432年ごろとされる。日本では漢文訓読を通じて広まり、教養語・激励の言葉として用いられるようになった。備考
漢文調で格調高い表現。日常会話より、祝辞・スピーチ・文章で高齢者の活力や志を称賛するときに使われる。例文
- 七十歳を過ぎても毎朝走る祖父を見ると、まさに老いてはますます壮なるべしだと思う。
- 社長は引退後に新しい事業を始めた。老いてはますます壮なるべしという言葉がぴったりだ。
- 母は定年後に大学へ入り直した。老いてはますます壮なるべしで、その意欲には頭が下がる。
- 先生は八十代になっても講演に研究に忙しく、老いてはますます壮なるべしを体現している。
- 年を取ったからもう無理だと言わず、老いてはますます壮なるべしの精神で挑戦したい。
類義語
- 老いてますます盛ん
- 老いてなお盛ん
- 老当益壮
- 生涯現役
- 老驥伏櫪、志在千里
対義語
- 年寄りの冷や水
- 老いては子に従え