縁と月日は末を待て
読み方
えん と つきひ は すえ を まて意味
男女の縁・良縁などの人との結びつきや、月日の経過によって決まる物事は、無理に急いでも思いどおりにはならないので、成り行きを見守り、最後の結果が出るまで気長に待つのがよいという意味。由来
正確な初出年は不詳。近世、特に江戸時代(17〜19世紀)に流布した俗諺とされ、いろはかるたの札にも見られる。「縁」は結婚・人間関係のめぐり合わせ、「月日」は時の経過を表し、どちらも人の力で急がせられないものとして「末」、すなわち行く末を待てと説いた言葉。備考
古風な言い回しで、日常会話ではやや硬い。恋愛・結婚だけでなく、就職、商談、人との出会いなど「縁」と時間の成り行きを待つ場面にも使える。例文
- 娘の結婚を心配する母に、祖母は「縁と月日は末を待て、焦らなくていい」と言った。
- なかなか採用が決まらないが、縁と月日は末を待てで、自分に合う会社との出会いを待とう。
- 彼との関係を急いで結論づけず、縁と月日は末を待てと思うことにした。
- 商談が思うように進まないからといって無理に押すな。縁と月日は末を待てだ。
- 友人は婚活の結果を焦っていたが、私は縁と月日は末を待てと励ました。
類義語
- 待てば海路の日和あり
- 果報は寝て待て
- 急いては事を仕損じる
- 縁は異なもの味なもの
対義語
- 善は急げ
- 思い立ったが吉日
- 好機逸すべからず