縁あれば千里を隔てても会う
読み方
えん あれば せんり を へだてても あう意味
人と人との間に縁や運命的なつながりがあれば、たとえ千里も離れた遠い場所にいても、いつか自然に出会うものだという意味。出会いは偶然だけでなく、目に見えない巡り合わせによって導かれるという考えを表す。由来
中国の俗諺「有縁千里来相会、無縁対面不相逢(縁があれば千里離れていても会い、縁がなければ向かい合っても会えない)」に由来するとされる。成立年代は不詳だが、明・清代以前から広く用いられ、日本にも近世以降に伝わったと考えられる。備考
恋愛・友情・再会など、人との不思議な巡り合わせを肯定的に述べる時に使う。やや文語的で、日常会話では「縁があればまた会える」と言い換えることも多い。例文
- 留学先で偶然、幼なじみに再会した。縁あれば千里を隔てても会うとはこのことだ。
- 二人は別々の国で暮らしていたのに、仕事の出張先で出会って結婚した。まさに縁あれば千里を隔てても会うだね。
- 連絡先も知らなかった恩師と旅先の駅でばったり会い、縁あれば千里を隔てても会うものだと感じた。
- 今は遠く離れていても、本当に縁がある相手ならまた会えるよ。縁あれば千里を隔てても会うと言うでしょう。
- 同じ会社に入った同期が、実は子どものころ同じ町に住んでいたと知り、縁あれば千里を隔てても会うという言葉を思い出した。
類義語
- 縁あれば千里
- 袖振り合うも多生の縁
- 合縁奇縁
- 縁は異なもの味なもの
- 赤い糸で結ばれる
対義語
- 縁なければ対面しても相逢わず
- 縁なき衆生は度し難し