米を数えて炊ぐ
読み方
こめ を かぞえて かしぐ意味
米粒を一粒ずつ数えてから飯を炊くほど、極端に物惜しみすること。必要なものまで惜しむような、ひどくけちな態度をたとえていう。単なる節約よりも、度を越した吝嗇を批判的に表す。由来
成立年代・初出は未詳。米が貴重な主食であった時代に、飯を炊く際の米粒まで数えるほど惜しむ様子をたとえた表現とされる。少なくとも近世以降のことわざ類に見られるが、具体的な年は不明。備考
「炊ぐ」は古風な語で「かしぐ」と読む。日常会話ではやや古めかしく、相手に直接言うと強い批判・皮肉に響く。例文
- 彼は文房具一つ買うにも何度も迷い、まるで米を数えて炊ぐような人だ。
- 経費削減は大切だが、社員の安全費まで削るのは米を数えて炊ぐというものだ。
- 祖父は倹約家だったが、客に出す茶菓子まで惜しむような、米を数えて炊ぐ人ではなかった。
- 必要な広告費まで出し渋っていては、米を数えて炊ぐようで商機を逃してしまう。
- 彼女は普段は米を数えて炊ぐほど慎ましいが、大切な贈り物には惜しまずお金を使う。
類義語
- 爪に火をともす
- 財布の紐が固い
- けちである
- 吝嗇
- 出し惜しみする
対義語
- 湯水のように使う
- 金に糸目をつけない
- 気前がよい
- 大盤振る舞い