秋刀魚が出ると按摩が引っ込む
読み方
さんま が でる と あんま が ひっこむ意味
秋に脂ののった秋刀魚が出回ると、人々がそれを食べて元気になり、按摩にかかる必要がなくなるという意味。旬の食べ物は栄養があり、健康を助けることをたとえることわざ。由来
正確な成立年は不明。秋刀魚が江戸の庶民の食べ物として広く親しまれるようになった江戸時代中期以降に生まれた言い回しとされる。秋の旬の秋刀魚を食べると体調がよくなり、肩こりや疲れを癒やす按摩の客が減る、という庶民感覚に由来する。備考
「按摩」は昔のマッサージ師・指圧師を指す語。現代では職業名として古風に響くため、説明的に使うのが無難。秋の季語的な趣もある。例文
- 秋刀魚が出ると按摩が引っ込むというから、旬の魚を食べて体をいたわろう。
- 祖母は毎年秋になると、秋刀魚が出ると按摩が引っ込むと言って、焼き秋刀魚を食卓に出した。
- 最近疲れ気味だったが、旬の秋刀魚を食べたら元気が出た。まさに秋刀魚が出ると按摩が引っ込むだ。
- 栄養のある季節のものを食べる大切さを説明するとき、先生は秋刀魚が出ると按摩が引っ込むということわざを紹介した。
- 秋刀魚が出ると按摩が引っ込むとはいえ、食べ過ぎや偏った食事には気をつけたい。
類義語
- 柿が赤くなると医者が青くなる
- 蜜柑が黄色くなると医者が青くなる
- 林檎が赤くなると医者が青くなる
- 大根どきの医者いらず