知恵は万代の宝
読み方
ちえ は ばんだい の たから意味
知恵や知識、学んで身につけた判断力は、金品のように失ったり使い尽くしたりするものではなく、長い年月にわたって本人や子孫・社会の役に立つ大切な財産である、という教え。物質的な財産より学びや知恵を重んじる意味で使う。由来
作者・初出は未詳。古くからある教訓的なことわざで、「万代」は「非常に長い年月、いつまでも続く世」を表す漢語。知恵を一時的な財物ではなく、代々にわたって価値を保つ宝にたとえた表現である。成立年代は不明だが、近世以前からの儒教的・教訓的な価値観と親和性が高い。備考
「万代」は「ばんだい」と読み、永遠・長い年月の意。日常会話より、教育・訓示・スピーチなどでやや格調高く使われる。例文
- 祖父は孫に高価なおもちゃではなく本を贈り、「知恵は万代の宝だから、よく学びなさい」と言った。
- 財産は災害で失われることもあるが、身につけた知識は残る。まさに知恵は万代の宝だ。
- 社員研修に費用をかけるのは無駄ではない。知恵は万代の宝で、会社の将来を支える力になる。
- 留学するか迷っていた彼女は、母の「知恵は万代の宝」という言葉に背中を押されて決心した。
- 地域の職人たちは、技術や経験を若者に伝えることこそ知恵は万代の宝だと考えている。
類義語
- 学問は身を助ける
- 芸は身を助く
- 知識は力なり
- 学問は一生の宝
- 知恵は身の宝