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知るを知るとし知らざるを知らずとする是知るなり

読み方

しるを しるとし しらざるを しらずとする これ しるなり

意味

自分が知っていることは知っていると認め、知らないことは知らないと認める態度こそが、本当に「知っている」ということだ、という意味。知ったかぶりを戒め、謙虚に学ぶ姿勢や自己認識の大切さを説く言葉。

由来

中国春秋時代の思想家・孔子の言行を弟子たちがまとめた『論語』為政篇の一節「知之為知之、不知為不知、是知也」に由来する。成立は孔子没後の戦国時代ごろ、紀元前5〜前3世紀ごろとされるが、正確な成立年は不明。日本では漢文訓読により「知るを知るとし、知らざるを知らずとする、是知るなり」と読まれ、故事成語として用いられる。

備考

漢文訓読調の硬い表現で、日常会話よりも教育・研究・ビジネス上の戒めとして使われる。標準形には「これを」を補う読みも多い。

例文

  • 専門外の質問に無理に答えず「確認します」と言った彼の態度は、まさに知るを知るとし知らざるを知らずとする是知るなりだ。
  • 研究では、分かっていない点を明確にすることが大切で、知るを知るとし知らざるを知らずとする是知るなりという姿勢が求められる。
  • 知ったかぶりで議論を進めるより、知るを知るとし知らざるを知らずとする是知るなりと考えて質問したほうが成長できる。
  • 新人のうちは、知らないことを隠さないことだ。知るを知るとし知らざるを知らずとする是知るなりという言葉を忘れないでほしい。
  • 彼女は自分の知識の限界を認めて専門家に相談した。知るを知るとし知らざるを知らずとする是知るなりを実践している。

類義語

  • 知之為知之、不知為不知、是知也
  • 知らざるを知らずとする
  • 無知の知
  • 己を知る
  • 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

対義語

  • 生兵法は大怪我のもと
  • 知らぬが仏
  • 半可通
  • 知ったかぶり

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