相場は相場に聞け
読み方
そうば は そうば に きけ意味
相場の先行きや適正な値段は、個人の思い込み・理屈・希望的観測で決めるのではなく、実際の市場の値動きや需給を見て判断せよという意味。株式・為替・商品取引などで、相場そのものが最も正直な情報源だと戒める言葉。由来
成立年は不詳。江戸時代(18世紀)に発達した大坂・堂島米市場などの相場取引で、値動きそのものを最良の判断材料とする経験則として生まれたとされる。明治以降、株式・商品・為替の世界にも受け継がれ、投資格言として広まった。備考
主に投資・商取引で使う格言。分析を否定する言葉ではなく、希望的観測に固執せず、市場の事実を重視せよという戒めとして用いられる。例文
- 業績が良いから上がるはずだと信じていたが、株価は下がり続けたので、相場は相場に聞けと思い直して損切りした。
- 為替の先行きを机上で議論するより、相場は相場に聞けで、まずチャートと出来高を確認しよう。
- 原油価格の見通しは専門家でも分かれたが、相場は相場に聞け、市場の反応を見てから判断することにした。
- ベテラン投資家は、自分の予想に固執するな、相場は相場に聞けと新人に教えた。
- この価格設定が高いか安いかは、相場は相場に聞けで、実際の売れ行きと競合価格を見れば分かる。
類義語
- 相場に逆らうな
- 市場は常に正しい
- 流れに従え
- トレンドは友達
対義語
- 相場に逆らう
- 人の行く裏に道あり花の山
- 我が道を行く