盲の垣覗き
読み方
めくら の かきのぞき意味
目の見えない人が垣根のすき間から中をのぞこうとしても何も見えないことから、やっても効果がなく、何の役にも立たない行為のたとえ。見込みのないことに労力を費やす無益さをいう。由来
成立年・初出は未詳。目の見えない人が垣根越しにのぞいても見ることができない、という日常的な情景を比喩化したことわざ。江戸時代のことわざ集や近世の俗諺として広まっていたと考えられるが、正確な年代は不明。備考
「盲」は差別語と受け取られるため、現代の日常会話や公的な文章では避け、「無駄な努力」「徒労」などと言い換えるのが無難。例文
- 専門知識も資料もないまま原因を推測するのは、盲の垣覗きに等しい。
- 相手の事情を聞かずに解決策を出そうとしても、盲の垣覗きでしかない。
- 市場調査をせずに新商品を企画するのは、盲の垣覗きだと上司に注意された。
- 数字を確認しないで経営判断をするなど、まさに盲の垣覗きである。
- 暗号の仕組みを理解しないまま解読しようとしても、盲の垣覗きに終わるだろう。
類義語
- 骨折り損のくたびれ儲け
- 労多くして功少なし
- 犬骨折って鷹の餌食
- 徒労
- 無駄骨
対義語
- 適材適所
- 有効な努力
- 実益のある行い