漢字辞典.com

検索
盲に提灯

読み方

めくら に ちょうちん

意味

目の見えない人に提灯を持たせても明かりの役に立たないことから、その人や状況にとって効果・価値・必要性のないものを与えるたとえ。せっかくの物や助言でも、相手に適さなければ無益であるという意味。

由来

電灯のない時代、夜道を照らす道具であった提灯を、目の見えない人に持たせても本人には役立たない、という生活上の比喩から生まれた表現。正確な初出年は不明。近世、少なくとも江戸時代ごろには庶民のたとえとして用いられていたと考えられるが、文献上の成立時期は特定されていない。

備考

「盲」は現代では差別的と受け取られる語。ことわざとして辞書に載るが、日常会話や公的な場では使用を避け、「役に立たない」「相手に合わない」などと言い換えるのが無難。

例文

  • 最新の高性能カメラを、写真に全く興味のない彼に贈っても、盲に提灯だろう。
  • 専門用語ばかりの説明書を初心者に渡すだけでは、盲に提灯になってしまう。
  • 高価な参考書を買っても、開かなければ盲に提灯だ。
  • その便利な分析ツールも、使い方を教えなければ社員には盲に提灯である。
  • 昔の言い方で「盲に提灯」と言うように、相手に合わない支援は効果が出にくい。

類義語

  • 猫に小判
  • 豚に真珠
  • 馬の耳に念仏
  • 犬に論語
  • 兎に祭文

対義語

  • 闇夜に提灯
  • 渡りに船
  • 地獄で仏
  • 鬼に金棒

このことわざに含まれる漢字

同じ漢字を含むことわざ