田作る道は農に問え
読み方
た つくる みち は のう に とえ意味
田を耕し作物を育てる方法は農民に聞くのがよい、ということから、物事をうまく行うには、その分野に通じた専門家や経験者に尋ねるのがいちばん確かだという教え。素人判断を戒め、現場の知恵を尊重する意味で用いる。由来
「田を作る道(方法)は農に問え」という農耕の経験則に基づくことわざ。正確な初出年は不明。農業が生活の中心であった時代に生まれた教訓的表現と考えられ、少なくとも近世以降のことわざ資料に見られる類の言い回しである。備考
やや古風で硬い表現。日常会話では「餅は餅屋」の方が一般的。専門家尊重の文脈で使うと自然。例文
- 古民家の修繕方法で迷ったが、田作る道は農に問えで、地元の大工に相談した。
- 新しい販売戦略を机上で考えるだけでは不十分だ。田作る道は農に問え、まず現場の店員の声を聞こう。
- システムの不具合の原因は、田作る道は農に問えというように、実際に運用している担当者に尋ねるのが早い。
- 海外市場の事情を知りたいなら、田作る道は農に問えで、現地に詳しい人から話を聞くべきだ。
- 父は料理の盛りつけで悩む私に、田作る道は農に問えと言って、長年店を営む板前を紹介してくれた。
類義語
- 餅は餅屋
- 蛇の道は蛇
- 海のことは漁師に問え
- 専門家に聞け
- その道のことはその道の人に聞け
対義語
- 素人判断
- 下手の考え休むに似たり