用心は臆病にせよ
読み方
ようじん は おくびょう に せよ意味
危険や失敗を避けるための用心は、臆病と思われるくらい慎重に行うべきだという意味。大胆さが必要な場面もあるが、事故・損失・後悔を防ぐには、楽観せず細かく確認し、早めに備えることが大切だと教えることわざ。由来
成立年代・初出は不明。「用心」は危険に備えて注意すること、「臆病」は気が小さく恐れること。本来は否定的に見られがちな「臆病」を、危険回避の場面では長所として逆説的に用いた教訓表現。江戸期以降の処世訓・ことわざとして広まったと考えられるが、正確な出典は特定されていない。備考
「臆病」は通常否定的だが、このことわざでは慎重さを肯定する。安全管理、契約、防災、旅行などで使いやすい。例文
- 海外で夜遅く出歩くのは控えよう。用心は臆病にせよというからね。
- 新しい取引先との契約書は、用心は臆病にせよで、弁護士にも確認してもらった。
- 台風が近づいているので、用心は臆病にせよと思い、早めに避難の準備をした。
- 登山では少しでも天候が怪しければ引き返すべきだ。用心は臆病にせよだよ。
- 彼は何度もバックアップを取っている。面倒に見えるが、用心は臆病にせよで正しい判断だ。
類義語
- 用心に怪我なし
- 転ばぬ先の杖
- 石橋を叩いて渡る
- 念には念を入れよ
- 備えあれば憂いなし
対義語
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 当たって砕けろ
- 危ない橋を渡る
- 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ