産みの親より育ての親
読み方
うみ の おや より そだて の おや意味
子を産んだ実の親よりも、実際に世話をして育ててくれた親のほうが、子にとって大きな恩や深いつながりを持つという意味。血縁そのものより、日々の養育・愛情・責任を重んじる考えを表す。由来
正確な成立年は不明。実親・養親・乳母・里親などが分かれることのあった日本の生活経験から生まれたことわざと考えられる。江戸時代の俚諺・教訓的表現に類似の言い回しが見られ、近世には広く知られていたとされる。備考
養子・里親・再婚家庭などに関わる場面で使われるため、相手の事情に配慮が必要。血縁を否定するより、養育の恩を強調する表現。例文
- 彼は養父母に深く感謝しており、まさに「産みの親より育ての親」だと言っていた。
- 血のつながりはなくても、毎日愛情を注いでくれた祖母こそ、私にとっては産みの親より育ての親だった。
- ドラマでは、実母と再会した主人公が、最後には産みの親より育ての親という思いを強くする。
- 子どもを立派に育てた里親の姿を見ると、産みの親より育ての親という言葉の重みを感じる。
- 彼女は実の両親を恨んではいないが、自分を支えてくれた養母に対して、産みの親より育ての親という気持ちを抱いている。
類義語
- 産みの恩より育ての恩
- 生みの親より育ての親
- 育ての恩は産みの恩より重い
対義語
- 血は水よりも濃い
- 血は水よりも濃し