生は難く死は易し
読み方
せい は かたく し は やすし意味
苦しみや困難に耐えながら生き続けることは難しく、死を選ぶことはそれに比べればたやすい、という意味。つらい状況でも軽々しく死に逃げず、生きる責任や勇気を重んじる教訓として用いられる。由来
中国古典に見える漢語的な成句「死易生難(死するは易く、生きるは難し)」に基づく言い回しとされる。日本では漢文訓読調の教訓句・ことわざとして広まった。特定の初出や成立年は不詳で、正確な時代も定めにくいが、近世以降のことわざ集などで定着したと考えられる。備考
やや文語的・漢文訓読調で、日常会話ではあまり使われない。死を扱う重い表現なので、相手の状況に配慮して用いる必要がある。例文
- どれほど苦しくても、生は難く死は易しという言葉を思い出して、彼はもう一度やり直す決意をした。
- 戦場で仲間を失った兵士は、生は難く死は易しの意味を身をもって知った。
- 会社を辞めたいほど追い詰められていたが、上司は生は難く死は易しだ、まず休んで生きる道を探そうと言った。
- この小説は、主人公が絶望の中でなお生き抜こうとする姿を通して、生は難く死は易しを描いている。
- 生は難く死は易しとはいえ、困難を一人で抱え込まず、助けを求めることも生きるための大切な力だ。
類義語
- 死は易く生は難し
- 死易生難
- 生きるは難く死ぬは易し