猿は人間に毛が三筋足らぬ
読み方
さる は にんげん に け が みすじ たらぬ意味
猿は人間によく似ているが、ほんのわずかな違いで人間には及ばない、という意味。転じて、外見や形は似ていても、知恵・品格・完成度など肝心な点が少し足りず、本物にはなれないことのたとえ。由来
猿が人間に似た姿やしぐさをすることから、「人間との差は毛が三筋だけ」という誇張を交えて、近いようで決定的に及ばないことを表した言い回し。正確な成立年は不詳だが、近世以降のことわざ・俗諺として伝わる。備考
人や作品を見下す響きがあるため、直接相手に向けると失礼になりやすい。現代ではやや古風で、使用頻度は高くない。例文
- 見た目は本物そっくりの模造品だが、使ってみると猿は人間に毛が三筋足らぬで、品質に差が出る。
- 彼の企画書は形だけは立派だが、内容の深さがなく、猿は人間に毛が三筋足らぬという印象だった。
- この翻訳ソフトは便利になったものの、微妙な言い回しではまだ猿は人間に毛が三筋足らぬところがある。
- 師匠の作品を真似て作ったが、仕上がりを見ると猿は人間に毛が三筋足らぬで、まだ修業が必要だ。
- 表面だけ先進企業の制度を取り入れても、運用が伴わなければ猿は人間に毛が三筋足らぬと言われても仕方がない。
類義語
- 似て非なるもの
- 猿知恵
- 人真似猿真似