猫を殺せば七代祟る
読み方
ねこ を ころせば しちだい たたる意味
猫を殺したり粗末に扱ったりすると、その報いとして本人だけでなく子孫の代まで災いが及ぶ、という意味。猫には霊力があり恨みが強いという民間信仰に基づき、生き物をむやみに害してはならない、恨みを買う行いは後々まで悪い結果を招く、という戒めとして用いられる。由来
正確な初出年は不明。日本で古くから猫が神秘的な力を持つ動物、また長生きすると化ける動物と見なされた民間信仰に由来する。化け猫・猫又の説話が広まった中世末から近世、とくに江戸時代(17〜19世紀)には、猫の祟りを恐れる俗信として定着したと考えられる。「七代」は実数というより、長い世代にわたることを表す。備考
迷信・俗信に基づく表現で、現代では文字どおりより「弱いものを害するな」「恨みを買うな」という戒めとして使われることが多い。例文
- 祖母は、猫をいじめる子どもに「猫を殺せば七代祟ると言うよ」と強く叱った。
- 昔の村では、猫を殺せば七代祟ると信じられ、猫を大切にする家が多かった。
- 軽い気持ちで弱いものを傷つけてはいけない。猫を殺せば七代祟るという戒めを忘れるな。
- 彼は迷信だと笑ったが、猫を殺せば七代祟るという言葉には、生き物への敬意が込められている。
- 地域の昔話には、猫を殺せば七代祟ると恐れられたため、猫の墓を丁重に守ったという話が残っている。
類義語
- 猫を殺すと七代祟る
- 猫は七代祟る
- 猫を殺せば化けて出る